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自転車に乗る前の幼児が遊びながらバランス感覚を養える「ペダルなし二輪遊具」による事故が相次いでいる。「ランニングバイク」や「トレーニングバイク」などと呼ばれるこの遊具はここ10年ほどで人気が広がったが、思わぬ転倒で子どもがけがをするケースが後を絶たない。【和田浩幸】
新潟県関川村で8月10日、ペダルなし二輪遊具に乗っていた男児(4)が、ガードレールのない村道から約20メートルの崖下に転落した。男児を助けようとした同村の男性も崖から転落し、頭を打って間もなく死亡。男児は眼底骨折の重傷を負った。
ペダルなし二輪遊具は2009年に米国から日本に持ち込まれた。対象年齢は2~6歳程度。足で地面を蹴り、バランスを取りながら前に進むことで自転車に乗る感覚が養えるのが特徴。日本キッズバイク安全普及推進協会(東京都港区)によると、ブレーキが付いていない製品が多いが、「幼児は握力が弱いうえ、手を握って止まる動作も難しい。足で止まる方が安全」という。
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