性的少数者、医療対応進まず 手術時の同意に同性パートナー 「家族」認定、病院の3割
毎日新聞
2019/9/4 東京朝刊
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医療機関で、LGBTなどの性的少数者が不利益を被っている。石川県立看護大の三部倫子(さんべみちこ)講師(家族社会学)の病院側へのアンケートでは、病院の3割しか手術同意の際に同性パートナーを家族として扱っていなかったり、トランスジェンダーの患者への配慮が不十分だったりする実態が浮かんだ。厚生労働省の指針や通知も現場に浸透しておらず、当事者たちは「平等に医療を受けたい」と訴える。【藤沢美由紀】
アンケートは今年1~2月、東京、石川、静岡の1都2県にある病院の看護部長915人に協力を求め、28%の252人から回答を得た。
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