「対立を対話に、社会に変化を」香港の林鄭行政長官、「逃亡犯条例」改正案を完全撤回表明で強調

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「逃亡犯条例」改正案の完全撤回を表明する林鄭月娥行政長官=香港で2019年9月4日午後5時50分、地元テレビの映像から
「逃亡犯条例」改正案の完全撤回を表明する林鄭月娥行政長官=香港で2019年9月4日午後5時50分、地元テレビの映像から

 香港政府トップの林鄭月娥行政長官は4日、中国の司法当局に容疑者を引き渡すことを可能とする「逃亡犯条例」改正案を完全撤回すると表明した。6月上旬から3カ月近くに及ぶ大規模な抗議運動の結果、デモ隊の要求を受け入れた。だが、デモ隊は警察の強硬な取り締まりの是非を検証する独立調査委員会設置など「5大要求」を掲げており、抗議運動が収束に向かうかは不透明だ。

 林鄭氏は4日夕、テレビで談話を発表。改正案を「正式に撤回し、完全に市民の疑念を取り除く」と述べた。その上で今回の決定が「対立を対話に変え、社会に変化をもたらすことを望む」と強調した。

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