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勧酒詩選

エーゲ海が「葡萄酒色の海」と表現されるのはなぜなのか

エーゲ海に面したギリシャのポロス島。白壁の民家と青い海の色が反射する窓のコントラストが美しい=2003年2月、川辺章生撮影

 酒と詩にのめり込んでいる専門家たちの著作をみると、まず最初にギリシャに言及するものが多い。物事の根源にさかのぼって考えようとすれば、何事につけ、西洋文明の源流、古代ギリシャに行き着くのである。

 例えば、世界にまん延するポピュリズム的なものを連日見せつけられ、民主主義の根源を見直す必要を感じたとする。そういう目で古代民主政を創出したアテネを見ると、かなり早い段階で、その堕落形態も示していることがわかるのだ。

 アテネ繁栄の頂点で始まったペロポネソス戦争のさなか、デマゴーギーと呼ばれる大衆扇動政治家が続出する…

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伊藤和史

1983年入社。岐阜支局、中部報道部、東京地方部、東京学芸部、オピニオングループなどを経て、2019年5月から東京学芸部。旧石器発掘捏造(ねつぞう)事件(2000年)以降、歴史や文化財を中心に取材

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