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演劇 地人会新社「リハーサルのあとで」 交錯する演劇と人生=評・濱田元子

 生きていることと、演じていることとのあわいに人生の真実が立ち現れるかのような、不思議な感覚にとらわれる。20世紀の映画界を代表する巨匠イングマール・ベルイマン監督が、テレビ映画のために書いた3人芝居。ウイットに富んだセリフが、栗山民也の研ぎ澄まされた演出で心のひだに分けて入ってくる。岩切正一郎訳。

 ストックホルムの王立ドラマ劇場の劇場監督もつとめたベルイマンは、舞台演出家としても高く評価された。彼自身が投影された本作にも、演劇への強い思いがにじむ。

 舞台もまさに、彼自身が演出経験を持つストリンドベリの「夢の劇」の稽古(けいこ)の後。5回目の演出に挑むヘンリック・ヴォーグレル(榎木孝明)の前に、口実を作って2人の女優が次々と現れる。「夢の劇」に出演する新進のアンナ・エーゲルマン(森川由樹)と、アンナの母で、かつて華々しく活躍したラケル・エーゲルマン(一路真輝)だ。

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