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安倍晋三首相(自民党総裁)は11日の内閣改造・党役員人事で、二階俊博幹事長と岸田文雄政調会長を続投させる方針を固めた。既に続投が固まっている麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官と合わせて、政権中枢の構造を維持する。複数の政府・与党幹部が明らかにした。河野太郎外相は交代の方向で、後任は茂木敏充経済再生担当相の横滑りが有力。政権安定を重視して中枢は維持する一方、19人の閣僚の多くを交代させる大幅改造となる可能性がある。
首相は4日、ロシア訪問に先立って岸田氏と約20分間、首相官邸で会談した。岸田氏はその後の記者団の取材に「いろいろな話をした」と述べるにとどめた。首相は二階氏とは3日の党本部での党役員会の直前に10分間会談。いずれも人事を協議したとみられる。
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