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黒い島、台風の猛威 滑走路、うごめいた海水 新聞協会賞受賞

今年度の新聞協会賞を受賞した「台風21号 関空大打撃」(2枚組み)の1枚。高潮で冠水した滑走路や駐機場の様子を捉えた=関西国際空港で2018年9月4日午後5時55分、本社ヘリから幾島健太郎撮影

 今年度の新聞協会賞(編集部門)を、毎日新聞大阪本社の「台風21号 関空大打撃」(2枚組み)が受賞した。昨年9月4日、近畿地方を縦断した台風21号では、関西国際空港で最大瞬間風速58.1メートルを記録。空港島周辺では午後2時ごろから潮位が高まり、2本の滑走路のうちA滑走路(3500メートル)のほぼ全域と駐機場、第1ターミナルの地下が浸水した。取材を担当した大阪本社写真部の幾島健太郎記者(40)は航空部の小宮山和秀機長(52)、猪本正道整備士(51)とともに午後5時半ごろ、取材用ヘリコプターに搭乗して大阪(伊丹)空港から関西空港へ向かい、海水に覆われた空港島や連絡橋に衝突したタンカーを撮影した。写真は共同通信社を通じ国内の加盟29社で掲載されたほか、米ニューヨーク・タイムズやCNNなど、欧米、アジアの新聞、テレビ局でも使用された。

 滑走路に流れ込んだどす黒い海水が生き物のようにうごめいていた。連絡橋に衝突したタンカーは波浪にあおられて繰り返し船体を打ち付け、破片が海面に飛び散っている。目の前に広がる異様な光景に恐怖を感じながら、「落ち着け」と自分に言い聞かせてシャッターを切った。

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