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日本国憲法

日本国憲法は2022年5月3日、施行から75年を迎えました。改憲手続きや、内容を巡る議論を追います。

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改憲論議、政調会長の下で 自民に浮上、「安倍色」薄め進展狙う

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 安倍晋三首相(自民党総裁)が11日に行う内閣改造・党役員人事に合わせ、党内で憲法改正について議論する総裁直轄機関の「憲法改正推進本部」の所管を政調会長に移す案が浮上している。留任が固まった岸田文雄政調会長は憲法9条改正に慎重な立場で、「安倍色」を弱め、野党の反発を和らげて停滞する改憲議論の進展を図る狙いがある。

 「参院選で頂いた国民の力強い支持に応え、約束した政策を一つ一つ実行していく。政治の継続性、安定性も重視しつつ、気持ちも新たに、さまざまな課題に果敢に挑戦していく」。安倍晋三首相は2日の政府・与党連絡会議で、人事の狙いを強調した。7月の参院選で首相が争点に掲げたのは「改憲議論の是非」で、改憲への意欲もにじませた格好だ。

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