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ウナギの寝床はいったいどこなのか なぞの生態 九大研究班解き明かす

川床の石の隙間(すきま)に潜むニホンウナギ(中央)=九州大の望岡典隆准教授提供

 ウナギの寝床がある河川環境が上流と下流で違うことを、九州大大学院農学研究院の望岡(もちおか)典隆准教授(水産増殖学)らの研究班が突き止めた。絶滅危惧種ニホンウナギの生息環境を地道に調べ、好んで生息する地点を具体的に示した研究。ウナギを守るための河川整備につながる成果として注目される。

 調査は鹿児島県内の伊作川、花渡川(けどがわ)、馬渡川、前川の4河川39区間138地点で実施。2016年5月から17年11月まで延べ145匹を見つけ出し、生息域の水深、流速、川底の質などウナギが好む環境の違いを解析した。

 その結果、潮の満ち引きが影響する下流では、流れが緩やかで水深15~30センチの比較的浅い砂利が目立つ川床に平均25センチ未満の小型のウナギが生息。同じ下流域でも同25センチ以上の大型は、流速や水深に関係なくコンクリート護岸が少なく川床に石が多い地点を好んだ。大型のウナギは上流中流では深さがあり、川床の石が多い地点に生息することなどを特定した。

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