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余録

東京と三浦半島を結ぶ京浜急行電鉄のルーツは…

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 東京と三浦半島を結ぶ京浜急行電鉄のルーツは1899(明治32)年に六郷橋と川崎大師の間で開通した大師電気鉄道という。この会社、関東では最初の電気鉄道会社というから首都圏私鉄のパイオニアである▲そんな由緒(ゆいしょ)にもまして、現代の鉄道ファンの間で独自の人気を集める京急である。そのブログなどでは、広軌の線路でのスピード感のある運転、メタル地が主となった今日の鉄道車両のなかでの赤い電車への愛着などが語られている▲万事自動化の時代に人手を惜しまぬ運行管理でダイヤ乱れから素早く復旧してみせるのもファンの注目の的だ。また電車の1両目にモーターを載せた重い車両を用い、脱線時の転覆を防ぐという他社にない安全対策も指摘されている▲だがニュース映像は先頭車両が大きく傾いた無残な姿を映し出していた。横浜市の踏切で京急の快特電車がトラックと衝突、トラック運転手が亡くなり、30人以上がけがをした。事故直後にはトラックが炎上、乗客もさぞ怖かったろう▲事故現場はちょうど快特の通過駅が連なり、鉄道ファンも注目する時速120キロの高速運転をしている区間だという。電車はかなりの速度のままトラックと激突したようだが、さて安全対策でけが人は最小限に抑えられたのかどうか▲法的な責任はどうあれ、事故で乗客が傷つけば「失敗」と思ってもらわねばならない公共交通機関である。ファンに愛される鉄道であればこそ、起きた事故から最大限の安全への教訓をくみとってほしい。

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