メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

正倉院「螺鈿紫檀五絃琵琶」の技術解明 滋賀の老舗が貢献

おもり(独楽)を回転させて糸を撚る「独楽撚り」をする橋本英宗社長(右)ら=「丸三ハシモト」提供

 正倉院(奈良市)の代表的な宝物「螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)」の制作技術の解明などに向け、宮内庁が精巧な模造品を制作した。完成に大きな役割を果たしたのが、和楽器弦の老舗「丸三ハシモト」(滋賀県長浜市)。上皇后美智子さまが皇居内で飼育された蚕の繭の糸から、古来の技法で5種類の太さの弦を仕上げた。橋本英宗社長(45)は「正倉院に残る重要な資料なので、絶対に失敗できないという思いで取り組んだ」と振り返る。

 正倉院の五絃琵琶は中国・唐から伝来したとされ、聖武天皇が愛用した品とされている。模造品は正倉院事務所が2011年から、複数の工芸家に制作を委託。弦を担当した同社は昨年7月、美智子さまが飼育した日本古来の蚕「小石丸」の繭から取れた生糸約1・3キロを受け取った。

この記事は有料記事です。

残り359文字(全文699文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「ウイルスある程度まん延」専門家が読む北九州の現状 他都市も再燃警戒

  2. コロナ感染者ゼロ 「絶海の島」を逆手にとったパラオから日本へのメッセージ

  3. 「警官に押さえ込まれけが」 渋谷署前で200人が抗議デモ クルド人訴えに共鳴

  4. 新型コロナ あやめ・ラベンダーフェス中止 開花前に刈り取り 久喜 /埼玉

  5. 松尾貴史のちょっと違和感 早朝だけのゴミ収集 夜間にすると暮らしやすくなる

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです