- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
[ロンドン 5日 ロイター] - 英北部スコットランドのネス湖に住むと言われる伝説の怪獣「ネッシー」について、国際的な科学者チームは5日、巨大なウナギの可能性があるとの見解を発表した。
同チームによると、ネス湖の水中に存在するDNAを分析した結果、恐竜のような大型動物の証拠は発見されなかった。その代わり、ウナギのDNAが大量に見つかったという。
ニュージーランドのオタゴ大学の遺伝学者、ニール・ゲメル氏は「ネス湖に巨大なウナギがいるという可能性は排除できない。しかし収集したこれらのサンプルが巨大な生物のものなのか、それとも普通の生物のものなのかは分からない。従って不明な要因はまだ残っている」と述べた。
また、ネッシーの「巨大ウナギ」説は数十年前から存在しているものの、ネス湖で巨大なウナギが実際に捕獲されたことはないと指摘した。
ただゲメル氏のお気に入りの説はまた別にあるようで、「個人的にはネッシーは地球外生命体で、DNAは持っていないという説が好きだ」と語った。