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ネッシーは「巨大ウナギ」の可能性、DNA調査で科学者らが見解

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 英北部スコットランドのネス湖に住むと言われる伝説の怪獣「ネッシー」について、国際的な科学者チームは5日、巨大なウナギの可能性があるとの見解を発表した。写真はネス湖。3月撮影(2019年 ロイター/Russell Cheyne) 拡大
 英北部スコットランドのネス湖に住むと言われる伝説の怪獣「ネッシー」について、国際的な科学者チームは5日、巨大なウナギの可能性があるとの見解を発表した。写真はネス湖。3月撮影(2019年 ロイター/Russell Cheyne)

 [ロンドン 5日 ロイター] - 英北部スコットランドのネス湖に住むと言われる伝説の怪獣「ネッシー」について、国際的な科学者チームは5日、巨大なウナギの可能性があるとの見解を発表した。

 同チームによると、ネス湖の水中に存在するDNAを分析した結果、恐竜のような大型動物の証拠は発見されなかった。その代わり、ウナギのDNAが大量に見つかったという。

 ニュージーランドのオタゴ大学の遺伝学者、ニール・ゲメル氏は「ネス湖に巨大なウナギがいるという可能性は排除できない。しかし収集したこれらのサンプルが巨大な生物のものなのか、それとも普通の生物のものなのかは分からない。従って不明な要因はまだ残っている」と述べた。

 また、ネッシーの「巨大ウナギ」説は数十年前から存在しているものの、ネス湖で巨大なウナギが実際に捕獲されたことはないと指摘した。

 ただゲメル氏のお気に入りの説はまた別にあるようで、「個人的にはネッシーは地球外生命体で、DNAは持っていないという説が好きだ」と語った。

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