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15歳のニュース 部活HEAVEN ボクの、ワタシの、青春はこれさ!

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 中高生がアツくなっている部活を紹介(しょうかい)する「部活HEAVEN」。今回は底知れぬ探求心を持つ若者たちにスポットを当てる。群馬県立利根(とね)実業(じつぎょう)高校の生物資源研究部と東京の攻玉社(こうぎょくしゃ)中学・高校のガンダム研究部だ。(井上梢)

    群馬県立利根実業高校 生物資源研究部

     農家の脅威(きょうい)――イノシシたちに挑(いど)むのが生物資源研究部だ。部員は農業にまつわる授業を受けている約10人。悩(なや)む農家のため、高校近くの赤城(あかぎ)山麓(さんろく)で2008年から生態調査を開始した。

     山麓の林でサツマイモなどのエサを置き、その周りの柵(さく)に軍手をつるして怖(こわ)がらせてみたり、ロープを幾重(いくえ)にも巻いて物理的に入らせないようにしたり、トウガラシをエサの横に置いたり……。次々(つぎつぎ)に作戦を立てたが、ことごとくイノシシに打ち破られた。

     15年、部員たちは畜産(ちくさん)の授業で聞いた「ブタは青色以外を認識できない」をヒントに、園芸用の青色ポットを柵につるすことにいきついた。イノシシが柵を認識できるようになったためだろうか。ソーラー式の青色LEDライトをつけたポット柵は現在まで効果を発揮している。

     普段(ふだん)は定点カメラでイノシシの出没(しゅつぼつ)時間や行動を観察している。雨や雪の日もデータを収集し、柵を修理しなければならない。

     部員たちの生きがいは研究発表だ。学会や近隣(きんりん)の農家にも青の“壁(かべ)”の効果を報告している。顧問(こもん)の小林勝(こばやしまさる)教諭(54)は「イノシシは高いフェンスや電気柵(でんきさく)で防げる。ただ、お金をかけず侵入(しんにゅう)を減らし、農家の役に立ちたい」。部員たちは今、近くの湿原(しつげん)のミズバショウをシカから守る方策を探っているという。

    攻玉社中学・高校(東京) ガンダム研究部

     仲間とのものづくりの喜びに浸(ひた)るのはガンダム研究部。人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズで登場するロボットや戦艦(せんかん)などを立体化したプラモデル「ガンプラ」やお気に入りの場面を再現するジオラマ作りに没頭(ぼっとう)する。

     部員は中1から高2までの34人。お互(たが)いが自由な意見を出せるよう、先輩(せんぱい)後輩(こうはい)で作業を分けず得意な分野を生かして製作する。目標となるのは9月の文化祭や年2回ある大会だ。昨年の文化祭で作った高さ約3メートルの段ボールの像は注目を集め、電飾(でんしょく)を使ったジオラマも「息をのむ美しさ」と来場者に評判だった。

     この部は約19年前に文化祭に有志が参加したのが始まりだった。「ガンダム好きの集まり」だったものが、約4年前から大会出場を本格化させて昨年度、同好会から部に昇格(しょうかく)した。

     もともと個人でも作れるガンプラ。色や素材を自分流に変えるカスタマイズは部員たちの醍醐味(だいごみ)でもある。仲間が集えば、作る過程で意見が聞けたり、自分にはない技術に刺激(しげき)を受けたり、大型作品も作れたり。作る楽しさは無限に深まっていく。「ガンダムをただの趣味(しゅみ)で終わらせては部活の意味がない」。部長の高2、金子(かねこ)礼一郎(れいいちろう)さん(16)はそう語る。自己満足ではなくガンダム好き以外にも“オモシロイ”と思ってもらえる作品を、部員全員で目指しているという。


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