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時の在りか

安全保障という名の妖怪=伊藤智永

 一匹の妖怪が世界中を徘徊(はいかい)している――安全保障という名の妖怪が。およそ古い国民国家のすべての権力が、この妖怪をあがめ奉るという神聖な目的のために、同盟を結んでいる。

 かの「共産党宣言」冒頭にならえば、こんな言い方になろうか。今日「安全保障」を名乗れば万事まかり通る。ただし、国家が安全を保障しようとすればするほど、豪雨で街が水に浸るように、私たちの日常は不穏な息苦しさでミシミシと浸されていく。

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