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経済観測

米国におもねったのか検証を=資源・食糧問題研究所代表 柴田明夫

柴田明夫 資源・食糧問題研究所代表

 安倍晋三首相は8月25日のトランプ米大統領との会談で、日米貿易交渉について23日の閣僚級協議で大枠合意した内容を確認。9月下旬の署名を目指すことで一致した。政府や農業団体は環太平洋パートナーシップ協定(TPP)並みの関税水準を守ったとして一定の評価をしているが、いくつか検証が必要だろう。

 一つ目は、交渉のスタートラインがなぜTPP水準だったのか。自らTPPを離脱した米国に対しては、白紙からとすべきではなかったか。二つ目は、米国産牛肉と豚肉(低価格品)の関税を段階的に下げるとしているが、その期間が短縮されることはないか。三つ目は、米国産トウモロコシの追加購入を約束したことは米国にお…

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