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「民間版の世界銀行に」途上国融資にかける37歳 慎泰俊社長の思い

五常・アンド・カンパニーの慎泰俊CEO=東京都渋谷区で2019年8月21日午後2時1分、内藤絵美撮影

 途上国の低所得層の人たちに融資することで起業や事業拡大を促し、貧困削減を目指すマイクロファイナンス(MF)。創業から5年でインドなど4カ国でMFを展開し、注目されている日本企業が「五常・アンド・カンパニー」(東京都渋谷区)だ。「民間版の世界銀行」を掲げ、国際機関の世界経済フォーラムから昨年、「世界の若手リーダー100人」にも選ばれた慎泰俊(シン・テジュン)社長(37)に、起業のきっかけや社会的課題の解決にかける思いを聞いた。【聞き手・柳原美砂子/統合デジタル取材センター、写真・内藤絵美】

 ――なぜMFを始めたのですか。

 ◆私は朝鮮籍でパスポートを持っておらず、家の経済状態も複雑でしたが、日本で生まれれば銀行口座が持てるし、健康保険や奨学金もあります。しかし、世界ではそれは全然当たり前ではありません。まずは、金融サービスを普通に使えるという「機会の平等」を世界中で実現したいと思ったのがきっかけです。

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柳原美砂子

1995年入社。大分支局、福岡本部勤務の後、東京経済部で省庁や企業の取材を担当。2019年5月から統合デジタル取材センター副部長。趣味は散歩や山歩き。学生時代は少林寺拳法をやっていた。1973年福岡県生まれ。好物は、博多では生で食べることが多いサバ。

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