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大山古墳、空から見たいけど…騒音苦情でヘリ遊覧ストップ 地元堺市、適地なく

百舌鳥古墳群。右は大山古墳(仁徳天皇陵)。左上は百舌鳥陵山古墳(履中天皇陵)。古墳の近くに住宅地が広がる=本社ヘリから山崎一輝撮影

 世界文化遺産に登録された百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群の百舌鳥地域(堺市)上空をヘリコプターで遊覧飛行するツアー企画がストップしている。決定記念で開かれたイベントで、周辺住民から騒音への苦情が殺到したためだ。登録を堺への誘客に結びつけようと市内での離着陸をもくろんでいたが、人口83万人の政令市だけに、適地はほとんどない。観光業者からの求めにも応じることができないままで、堺市は頭を悩ませている。

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産登録が今年7月に決まった百舌鳥古墳群は、大小23基の古墳が密集するのが魅力。しかし、全長486メートルで国内最大の前方後円墳「大山(だいせん)古墳(仁徳天皇陵)」は巨大過ぎて、高さ300メートル以上でないと「鍵穴」のような全景はつかめない。

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