「世界と渡りあうために」サッカーJ1神戸アカデミーの挑戦 組織も練習法もバルサ直伝

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イニエスタを見いだしたアルベルト・ベナイジェス氏。アカデミーに関わり、新たな選手育成に携わる=神戸市西区のいぶきの森で2019年8月28日、丹下友紀子撮影
イニエスタを見いだしたアルベルト・ベナイジェス氏。アカデミーに関わり、新たな選手育成に携わる=神戸市西区のいぶきの森で2019年8月28日、丹下友紀子撮影

 将来のイニエスタが誕生するか――。サッカーJ1・ヴィッセル神戸が、クラブ間で連携するスペイン1部リーグの名門バルセロナの力を借りて、選手育成を本格化させている。豊富な資金力とバルセロナとの太いパイプを生かし、日本の選手育成に一石を投じている。【丹下友紀子】

 イニエスタ、ポドルスキに山口蛍ら、神戸には5カ国に及ぶ新旧代表選手が在籍している。しかし、下部組織から日本代表へとのし上がった選手はゼロ。これまでの育成方法が成功しているとは言いがたい状況だ。

 選手育成に注力するきっかけとなったのは、親会社の楽天が2017年にバルセロナと結んだスポンサー契約だった。18年にクラブはボール保持率を高めてパスをつなぐバルセロナのサッカーを模した「バルセロナ化」を打ち出し、その一つとしてアカデミーの変革にも着手した。

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