- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

関東・東北豪雨で被災した古民家を再生し、古着や古道具を販売する店がある。常総市沖新田町の「ループタウン」。地元の高校生をはじめ、東京からも若者が訪れるが、休憩スペースには近所のお年寄りが談笑する姿も。地域や世代を超えた集いの場が生まれている。【宮田哲】
店主はつくばみらい市出身の古渡勇気さん(29)。大学卒業後に東京でグラフィックデザイナーとして働き、昨年3月に店を始めた。豪雨後の2017年春、父誠司さん(51)がこの古民家に魅了され、購入したことがきっかけだった。
古民家は水害の前から空き家で、古渡さんは一家で内部の泥を運び出し、壁や床を張り替えた。500坪ある敷地のうち、機織り工場として使われていた建物を店舗に、母屋を休憩スペースに改装した。
この記事は有料記事です。
残り477文字(全文805文字)