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石碑16基「災害伝承碑」に 3地震の津波記録、ウェブ地図で紹介 田辺 /和歌山

昭和南海地震の潮位を刻む「南海大地震津浪潮位標」と新庄の歴史に親しむ会の岡崎美次会長=和歌山県田辺市新庄町で、藤田宰司撮影

 宝永地震(1707年)や安政南海地震(1854年)、昭和南海地震(1946年)による津波の記録を刻んだ田辺市新庄町の石碑16基が、国土地理院により「自然災害伝承碑」として登録された。ウェブ地図「地理院地図」で、碑の名称や所在地、碑文の内容などの情報と写真が紹介されている。【藤田宰司】

 自然災害伝承碑は、国土地理院が今年制定した新しい地図記号。災害が起きた場所や被災したエリアを伝える石碑や供養塔、モニュメントを地図上に掲載し、碑に込められたメッセージや教訓を知ってもらい、防災意識を高めて将来の被害軽減につなげることを目的としている。

 新庄町は西側に田辺湾が広がり、過去に何度も津波に襲われてきた。歴史を学ぶ住民グループ「新庄の歴史に親しむ会」は2015年から、地元に残る石碑や記念碑の全調査を始め、津波にかかわる碑が16基あることを確認。18年に調査成果をまとめた冊子「新庄地域の記念碑―石碑を中心に」を刊行した。

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