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ストーリー

異色の学者、3D技術駆使(その1) ピラミッドを丸裸に

ギザの三大ピラミッド近郊のメンフィス地区でドローンでの調査を行う河江肖剰さん=2017年3月(本人提供)

 エジプトの首都カイロに近い街ギザ。名古屋大学高等研究院准教授でエジプト考古学者の河江肖剰(かわえゆきのり)さん(46)は2015年2月、高さ約139メートルの世界遺産「クフ王のピラミッド」頂上付近にいた。約51度の急斜面で、同行者の足元を気遣いながら、思考は4500年前にさかのぼっていた。「当時の現場監督は、どんな思いで建設を指揮したのだろうか」

 ピラミッドの登はん調査は、13年に続き2度目。11年の中東民主化要求運動「アラブの春」の混乱後、「研究名目だけではまず許可が下りない」(河江さん)状態だった。しかしテレビ番組「世界ふしぎ発見!」(TBS)の案内役を兼ねることで得られた機会を生かし、202段の石組み全ての高さを計測した。

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和田浩明

1991年4月入社。英文毎日編集部、サイバー編集部、外信部、大阪社会部を経て2003年10月から08年3月までワシントン特派員。無差別発砲事件、インド洋大津波、イラク駐留米軍や大統領選挙を取材。09年4月からはカイロに勤務し、11年1月に始まった中東の民主化要求運動「アラブの春」をチュニジア、エジプト、リビア、シリア、イエメンで目撃した。東京での中東、米州担当デスク、2度目のワシントン特派員などを経て2019年5月から統合デジタル取材センター。日本社会と外国人住民やLGBTなどの今後に関心がある。

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