メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ストーリー

異色の学者、3D技術駆使(その2止) 「じゃじゃ馬」解析

スフィンクスとギザのピラミッド前で調査を行う河江肖剰名古屋大准教授=2019年2月、本人提供

 

 ◆三大ピラミッド1センチ単位で

 「研究者、出資者全員が一つの船に乗って、新しいエジプト研究をつくる取り組みです」。金谷一朗・長崎県立大学教授(46)はそう話し、「船長」を招いた。ジーンズにTシャツ姿、発掘作業で日に焼けたエジプト考古学者、河江肖剰(かわえゆきのり)名古屋大学高等研究院准教授(46)が登壇すると、約60人の聴衆から拍手が湧いた。

 河江さんがリーダーを務める産学連携グループ「ギザ3Dサーベイ」が、大阪市で8月18日に開いた会合だ。エジプト・ギザにあるクフ王のピラミッド(高さ138・8メートル)、カフラー王のピラミッド(高さ136メートル)、メンカウラー王のピラミッド(高さ65メートル)を総称する世界遺産「ギザの三大ピラミッド」の精密三次元(3D)データの生成に成功したことが、インターネットで資金を募る「クラウドファンディン…

この記事は有料記事です。

残り4750文字(全文5124文字)

和田浩明

1991年4月入社。英文毎日編集部、サイバー編集部、外信部、大阪社会部を経て2003年10月から08年3月までワシントン特派員。無差別発砲事件、インド洋大津波、イラク駐留米軍や大統領選挙を取材。09年4月からはカイロに勤務し、11年1月に始まった中東の民主化要求運動「アラブの春」をチュニジア、エジプト、リビア、シリア、イエメンで目撃した。東京での中東、米州担当デスク、2度目のワシントン特派員などを経て2019年5月から統合デジタル取材センター。日本社会と外国人住民やLGBTなどの今後に関心がある。

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 新型コロナで雇い止め 地下鉄売店勤務の女性、ゼッケンで抗議と客への感謝

  2. 「自粛要請知らなかった」出歩く若者も 福岡・天神コア「すごい人で驚いた」人も

  3. 「俺コロナだよ」家電量販店で叫んだ男を威力業務妨害容疑で逮捕 名古屋

  4. たばこを吸っていると新型コロナで重症化しやすいのは本当か 専門家が警告する

  5. 新型コロナで都市封鎖は実行されるのか 小池都知事「ロックダウン」警告の真意

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです