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長唄三味線とウィーンフィル奏者による演奏会 日本・オーストリア友好150周年記念

三味線を弾く四世今藤長十郎さん(右から2人目)と共演するメゾ・ソプラノ歌手の日野妙果さん=ウィーンで2019年9月6日、マックス・バルナ-氏撮影

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 日本・オーストリアの国交樹立150周年を記念し、長唄三味線の四世今藤長十郎さんとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のチェロ奏者らが共演するコンサートが6日、ウィーンの楽友協会で開かれた。邦楽と西洋音楽が融合した美しい音色に、大勢の観客が酔いしれた。

 今藤さんは鳴り物や鼓に合わせ、長唄三味線の名曲「多摩川」と「二人椀久」を披露。月夜の語らいを表現した自作曲「絃調」では、ウィーンフィルのチェロ奏者であるヘーデンボルク直樹さんと息の合った艶やかな演奏をみせた。

 今藤さんの三味線などに合わせ、ウィーン在住のメゾ・ソプラノ歌手、日野妙果さんが16世紀の歌謡集「閑吟集」所収の恋の歌を披露する試みも行われた。

 会場を訪れた大学生、ルーカス・カメンスキーさん(26)は「三味線を聞いたのは初めて。西洋とは全く異なる新しい音だった」と話し、ペーター・マウラルさん(75)は「三味線とチェロの融合は、驚きと心地よさの両方を感じることができた」と満足そうだった。

 今藤さんは公演の目的について「日本の伝統芸術である三味線の魅力を届けるとともに、(ウィーンの人々に)三味線を身近に感じてもらいたかった」と話し、「観客が真剣な表情で聞いてくれてうれしかった」と笑顔をみせた。【ウィーン三木幸治】

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