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大衆音楽月評

出色2新人のリアルな感覚=専門編集委員・川崎浩

ギラ・ジルカ

 8月、対照的な注目すべき2人の新人が現れた。1人は、1969年生まれ50歳のギラ・ジルカ。もう1人は99年生まれ20歳の鈴木瑛美子。2人とも傑出した歌唱力を持ち、ジャズ歌手のギラは歌謡曲、ゴスペルを学んだ鈴木は自作のJポップを歌う。古い価値観を問い直す令和の新時代を象徴するような2人を紹介する。

 8月14日に、ユニバーサルからデジタル配信でデビューしたのが、ギラ・ジルカ。曲は木暮美紀作詞・美樹克彦作曲の「ケンちゃん」とギラが作詞作曲した「ダメですか」。2曲とも「ケンちゃん」「ダメですか」をこれでもかというほど繰り返し、昭和歌謡チックな曲調とともに耳に焼き付き、繰り返し口ずさんでしまう。

 ギラは、神戸生まれの日・イスラエルのハーフ。米国バークリー音大に留学後、2008年から本格的なジャズ歌手活動に入る。10年、初アルバムを出した後、16年「ギラ山ジル子」名義で昭和の名曲をジャズに“リ・スタイル”したアルバム2枚を発表。MISIAへの楽曲提供や大阪芸大教授就任と、ジャズファンの間では有名な存在となっていた。

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