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信州の夏を彩る「セイジ・オザワ松本フェスティバル」が7日、閉幕した。主体の「サイトウ・キネン・オーケストラ」には、今年も日本を代表する奏者が集結。マーラーの「巨人」などで入魂の音を響かせた。
教育者でもあった斎藤秀雄を追悼し、弟子が催した演奏会がオケの母体。日ごろ個別に活動している奏者らが夏の一時期、長野県松本市に集う。期間限定の楽団ゆえか集中力がすさまじい。それに通じる舞踊作品を彩の国さいたま芸術劇場で見た。
若手を募り昨夏始まった「さいたまダンス・ラボラトリ」。1日8時間、約2週間の濃密なカリキュラムに、平均年齢22歳の22人が取り組んだ。ネザーランド・ダンス・シアター(NDT)出身の小〓健太と湯浅永麻が基礎指導と併せて、NDTの代表作を伝授。全員出演の新作にも挑み、8月末に稽古(けいこ)場で成果を公開したのである。
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