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日産・西川社長が辞意 選定作業急ぐ 不当報酬批判受け

日産自動車の西川広人社長=2019年7月25日、梅村直承撮影

 日産自動車の西川広人社長が辞任の意向を周辺に伝えたことが9日、明らかになった。株価連動型の報酬制度で不当に上乗せされた報酬を受け取っていた問題が発覚し、社内で責任を問う声が強まっていた。辞任の時期は未定だが、カルロス・ゴーン前会長による事件に関する内部調査が一段落したことを踏まえ、指名委員会などでの後任選定作業を急ぐ。西川氏は9日朝、記者団に「次の世代にバトンタッチをできるだけ早くしたい」と述べた。

 西川氏は2013年5月に「ストック・アプリシエーション権(SAR)」と呼ばれる株価連動型の報酬制度を巡り、不当にかさ上げされた金額を受け取っていたことが明らかになっている。日産は9日午後に取締役会を開催する予定で、この問題に関する社内調査の結果が報告され、関係者の処分を含めた対応を協議する。ゴーン前会長の事件についての内部調査結果も報告される見通しだ。

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