文大統領 法相任命の撤回は即レームダック化へ 捜査介入できずジレンマ

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韓国の文在寅大統領=AP
韓国の文在寅大統領=AP

 韓国の文在寅大統領が世論の反発を押し切って曺国氏を法相に任命したのは、最大公約である「検察改革」のシンボル的存在を切れば、支持基盤が崩壊し、任期半ばでレームダック(死に体)化する可能性もあるからだ。一方で、尹錫悦(ユンソンヨル)検察総長も文氏が抜てきした人物。曺氏とともに検察改革の両輪であり、捜査をやめるよう「介入」できないジレンマに陥っている。

 尹氏は、朴槿恵(パククネ)前政権下の2016年の国政監査で、国家情報院が12年の大統領選に介入した疑惑に関する捜査で「上から圧力を受けた」と告発するなど、政権に反旗を翻した人物だ。その後、ソウル中央地検長として朴前大統領と李明博(イミョンバク)元大統領の収賄事件を手がけ、政界に捜査のメスを次々に入れた。

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