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台風15号 首都圏鉄道網まひ 航空機も100便欠航 暴風で建物にも被害

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 台風15号が関東地方を直撃した影響で鉄道各社は9日の始発から運転をストップし、首都圏の鉄道網がまひした。その後、一部を除いて運転を再開したものの、主要な駅では再開を待つ人たちで混雑した。各地で記録的な暴風も吹き、建物の屋根が飛んだりする被害が相次いだ。

 JR東日本によると、当初は午前8時に全線で運転を再開する予定だったが、暴風に伴う倒木や設備破損の影響によってほとんどの路線で再開時刻がずれ込んだ。朝のラッシュ時間帯と重なり、通勤や通学客に混乱をきたした。

電車の運転開始を待ちJR渋谷駅の改札前に集まる人たち=東京都渋谷区で2019年9月9日午前8時58分、喜屋武真之介撮影

 JR渋谷駅では山手線の運転再開が予定より約2時間遅れるなどし、改札口は大勢の人で混雑した。運転がストップしていたJR品川駅では、運転を再開していた近くの京急泉岳寺駅に歩いて移動するようアナウンスが流れ、泉岳寺駅では歩道まで利用客があふれた。

 8日夜から計画運休し、9日も始発から運転を見合わせた東海道新幹線の利用客にも影響した。JR東京駅では早朝から運転再開を待つ人の姿があった。

 8日に東京都内であったライブに参加した大阪市の医療事務職、大森遥香さんは同日中に帰宅する予定だったが、帰れなくなった。9日午前5時半から新幹線の再開を待っていたといい、「ライブが楽しかった分、最後にツケがきたかな。帰宅したら仕事に行かないといけないので、新幹線に乗ったらすぐに寝ると思う」と疲労困憊(こんぱい)の様子だった。8日まで都内であった水泳競技大会に参加した同志社大4年の川村聖輝さん(21)も始発の新幹線で帰る予定だった。駅構内に座り込み、「早く帰りたいですね」と再開を待ちわびていた。

 また、日本航空と全日空は9日、羽田空港発着便を中心に約100便の欠航を決め、約2万人に影響した。【蒔田備憲、喜屋武真之介】

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