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日本介助犬使用者の会会長、木村佳友さん(59)=宝塚市=の2代目介助犬として活躍したエルモが9日、16年8カ月の生涯を閉じた。2005年12月に身体障害者補助犬法に基づく31頭目の介助犬として認定され、220回を超える木村さんの講演活動などに同伴。最期は自宅で木村さんと妻美智子さん(57)、母冨士子さん(82)に見守られ、眠るように旅立った。【川畑さおり、生野由佳、岸桂子】
木村さんによると、エルモは2年ほど前から腎臓が悪くなっていたが、今月に入って腎機能の数値が急激に悪化。木村さんは獣医師と相談し、入院させず一緒に自宅で過ごすことを決めた。最後の週末は美智子さんがリビングでつきっきりで世話をした。木村さんは「皆で見送ることができてよかった。ラブラドルレトリバーの平均寿命は13歳程度。長生きしてくれた」と思いやった。後を継いだ介助犬デイジーは、少し離れたキッチンから…
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