強い台風15号は9日未明から午前にかけて関東地方を縦断し、各地に大きな被害をもたらした。関東に上陸した台風としては最強クラスで、千葉市中央区で最大瞬間風速57・5メートル、横浜市中区で41・8メートルを観測。在来線が運転を見合わせたり、大規模な停電が発生したりするなど終日、影響が残った。成田空港(千葉県成田市)では同日午後10時半時点で1万4100人が空港内に足止めされた。
強風などによる事故も相次ぎ、東京都世田谷区では風にあおられてビルの外壁に頭部をぶつけた50代女性が死亡。千葉市美浜区では低酸素症で酸素吸入器を常用する60代女性が停電で機器が使えず重症となるなど、1都6県で少なくとも62人が重軽傷を負った。
この記事は有料記事です。
残り400文字(全文710文字)
毎時01分更新
米国第一主義で世界と米社会を揺るがしたトランプ米大統領が2…
欧州連合(EU)が、新型コロナウイルスのワクチン接種証明を…
毎日新聞と社会調査研究センターが1月16日に実施した全国世…