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麗しの島から

香港デモの“裏方”たち 最前線で救護やカウンセリング

衝突現場の最前線で活動する救護ボランティア=香港・金鐘で2019年6月17日、福岡静哉撮影

 香港で6月上旬から続く政府への抗議デモでは、警察との衝突で負傷者が続出している。政府に抗議の意思を示して自殺する若者も相次ぐ中で、精神的なショックに苦しむ市民も多い。現場でデモ参加者らの救急治療や心理カウンセリングに当たるボランティアを取材した。

 私が現場で救護ボランティアの姿に気づいたのはデモ本格化から8日後の6月17日。初めて大規模な衝突が起きた5日後のことだった。ヘルメットに赤十字のような赤い十字のマークを張った若者たちが、催涙ガスを浴びて苦しむ人たちにペットボトル入りの水を手渡していた。催涙ガスを浴びたら、大量の水でガスを浴びた部分を洗い流すことが先決だからだ。

 衝突の最前線では、若者らがレンガや火炎瓶を投げ、警官隊は催涙弾やゴム弾で応戦する。流血の事態も相次ぐが、交通規制などで現場が混乱し、救急車の到着が遅れることが多い。現場での救急治療は不可欠で、救護ボランティアはヘルメット、防毒マスク、ゴーグルといったフル装備で治療に当たる。

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福岡静哉

台北特派員。1978年和歌山県生まれ。2001年入社。久留米支局、鹿児島支局、政治部などを経て2017年4月、台北に赴任した。香港、マカオのニュースもカバーする。

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