「漫才界の落合博満を目指します」M-1論を出版したナイツ塙さんに聞く

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「言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか」を出版したお笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之さん=東京都港区で2019年9月4日、藤井太郎撮影
「言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか」を出版したお笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之さん=東京都港区で2019年9月4日、藤井太郎撮影

 若手漫才師ナンバーワンを決める「M-1グランプリ」の戦いが、今年も全国各地の予選会場でスタートした。数多くの売れっ子を輩出してきた、若手芸人にとって一番の夢舞台・M-1。「浅草の星」として寄席芸人のイメージが強い漫才コンビ「ナイツ」も、2001年の初回大会から熱い戦いに挑み、決勝の舞台でその人気を不動のものにした「M-1の申し子」だ。また昨年大会では、ボケの塙宣之(はなわ・のぶゆき)さんが審査員に抜てきされ、最年少ながら視聴者を納得させる採点とコメントで注目された。

 そんな、あらゆる角度からM-1を体験してきた塙さんが先月、『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』(集英社新書)を出版。刊行から一月を待たず5刷5万部の勢いで、話題を呼ぶ。11回の挑戦、3度の決勝、それでも優勝には届かなかった――。その「言い訳」であり「負け惜しみ」であると自ら断った上で語られるのは、お笑いファンなら膝を打ち、目を見張ること間違いなしの「M-1論」「漫才論」だ。「漫才界の落…

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