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山は博物館

それは戦時下だった/18止 霧ケ峰愛したお天気博士

元祖「お天気博士」の藤原咲平氏=「藤原咲平伝 渦・雲・人」から

 <くらしナビ・環境>

 気象の研究や予報業務の発展に尽くした元祖「お天気博士」の藤原咲平(ふじはらさくへい)氏(1884~1950年)は太平洋戦争中、中央気象台長(現・気象庁長官)として戦争に協力し、戦後に公職追放された。終戦から5年後、失意のうちに病死するまで心にいつもあったのは、長野県上諏訪町(現・諏訪市)の生家に近い霧ケ峰高原(長野県)。病床で「霧ケ峰の水が飲みたい」とつぶやいた。

 「草に臥(ね)て青空みれば天と地と我との外に何物もなし」。藤原氏の功績をたたえ、その短歌を刻んだ記念碑が建つ霧ケ峰は、車山(1925メートル)を最高地点とする標高1600メートル以上の広大な草原。藤原氏は諏訪湖から上っていく道の途中の集落・角間新田(かくましんでん)で育ち、幼い頃から何度も霧ケ峰を訪れた。ドイツで見たグライダー訓練地と環境が似ていたため、郷土の発展のためと1932年に「霧ケ峰グラ…

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