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奇跡の傍らで

帝王切開での分娩 愛着形成に差はない=荻田和秀・りんくう総合医療センター産科医

自然分娩でも帝王切開でも立派なお産に変わりはない マンガ「コウノドリ」(C)鈴ノ木ユウ/講談社

 前回は帝王切開の歴史について話をしました。かつてはお母さんや赤ちゃんを助けるイチかバチかの手術だった帝王切開が、薬や技術の進歩のお陰で死亡率0・02%と極めて確実性の高い技術になりました。一方、比較的安全に受けられるようになったため、どんな人やどんな場合に帝王切開を実施すべきか、という基準が揺らいでいます。

 絶対的な理由がないのに帝王切開を選択する症例が増えており、世界保健機関(WHO)も危惧しています。…

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