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金融庁、かんぽ生命と日本郵便に立ち入り検査 不正販売問題で

かんぽ生命

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 かんぽ生命保険の不正販売問題を巡り、金融庁は11日午前、保険業法に基づき、かんぽ生命と、全国の郵便局で販売を担う日本郵便の立ち入り検査を始めた。顧客に不利益を与えたとされる保険販売の実態を解明し、組織的な問題がなかったかを調べる。悪質と判断した場合は業務改善命令などの行政処分を検討する。年内をめどに結論を出す方針だ。

 かんぽ生命と日本郵便は、保険料の二重支払いなど顧客に不利益を与えた可能性がある約18万3000件を「特定事案」と位置づけ、契約時の説明に問題がなかったか確認作業をしている。この他の3000万件近くの全契約についても調査を進め、9月末に中間報告を公表する予定だ。

 金融庁は、かんぽ生命に保険業法に基づく報告徴求命令を出して不正販売の実態について調査を進めてきたが、立ち入り検査でかんぽ生命と日本郵便の経営者や、販売を担当する郵便局員らに事情を聴くなどの必要があると判断した。同法では、販売の際に虚偽の情報を伝えたり、不利益な事実を告げることなく契約させたりする行為を禁止している。金融庁は特定事案を中心に、同法に違反する販売の有無や、行き過ぎたノルマなど組織的な問題がなかったかを調べる。

 日本郵政についても、金融庁は報告徴求命令を出しているが、当面立ち入り検査はせず、幹部らに事情を聴くことで企業統治(ガバナンス)が適切だったかを調べる方針。親会社として監督が不十分だったと判断すれば、処分対象となる。【古屋敷尚子】

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