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直伝「大鵬親方のちゃんこ鍋」13年ぶり復活「秋田を代表する鍋に」

13年ぶりに復活した大鵬親方のちゃんこ鍋=秋田市中通4の秋田長屋酒場で2019年9月11日午後2時50分、川口峻撮影

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 2006年に閉業した秋田市の旅館榮太楼(えいたろう)で名物だった「大鵬親方のちゃんこ鍋」が10月、同市内の飲食店3店で復活する。元横綱・大鵬の納谷幸喜さん(13年死去)が同旅館に製法を伝授した一品で、秋田県内限定で飲食店へのレシピ公開も予定され、秋田の新たな名物として期待される。【川口峻】

記者会見で大鵬親方のちゃんこ鍋が榮太楼旅館に伝わった経緯を説明する小国輝也社長(左)=秋田県庁で2019年9月11日午後1時19分、川口峻撮影

 同市で11日に報道陣にお披露目されたちゃんこ鍋は、鶏ガラや比内地鶏で取っただしとしょうゆをベースにしたコクのある味わい。キャベツやニラ、ニンジンなどがたっぷり入った野菜の甘みも特徴だ。

復活した大鵬親方のちゃんこ鍋を前に、笑顔を見せる小国輝也社長=秋田市中通4の秋田長屋酒場で2019年9月11日午後2時57分、川口峻撮影

 旅館の社長だった「菓子舗榮太楼」(同市)の小国輝也社長によると、製法が伝わったきっかけは小国社長の姉芳子さん(72)=東京都=が納谷さんと結婚し、大鵬部屋でおかみを務めたこと。納谷さんは野菜の切り方など仕込みから弟子に指導するほど調理に力を入れ、だしにもこだわっていたという。旅館では閉業まで約30年間提供。一時は鍋セットとして百貨店で販売するほどの名物料理となっていた。

 途絶えてから10年以上が経過した今年3月、飲食店経営などを展開する「ドリームリンク」(同市)の村上雅彦社長が「秋田に大横綱のちゃんこ鍋のレシピが伝わっている事実が風化してしまう」と小国社長に復活を打診して、今回の販売に至った。

 引退後に親方になった納谷さんは、部屋の合宿のため毎年秋田を訪れ、旅館の駐車場をちゃんこ場にして市民にも振る舞っていたという。小国社長は「大鵬親方も天国で喜んでいると思う。きりたんぽやしょっつる鍋のように、秋田を代表する鍋として定着してほしい」と話している。

 鍋はドリームリンクが展開する「秋田長屋酒場」(秋田市中通4)などで10月1日から提供される。さらに県内の飲食店に限りレシピを共有する方針で、村上社長は「より多くのお店で取り扱ってもらい、秋田の新しい鍋として後世に伝えたい」と意気込む。

 さらに秋田にゆかりのある偉人の歴史を伝えるため、今後は学校給食での提供なども考えているという。

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