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文化財切り取り 県外の重要文化財68点も調査対象に 岩手県教委

自治体から預かった文化財を無断で切り取った問題が発覚した岩手県立博物館=盛岡市上田で2019年6月4日、鹿糠亜裕美撮影

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 岩手県立博物館(盛岡市)の上席専門学芸員が金属製の文化財を無断で切り取った問題で、県教育委員会は11日、調査対象となる重要文化財が68点増えると発表した。県教委は記録の残る2004~18年度に同館が預かった計5932点について無断切り取りの有無を調査する方針で、このうち重要文化財は県内の76点としていた。今回、北海道と青森、福井両県の68点も同館が預かっていたことが分かった。

 新たに判明した重要文化財は、北海道の目梨泊(めなしどまり)遺跡(奈良~平安時代)の蕨手刀(わらびてとう)1点と勝山館(かつやまだて)跡(室町~安土桃山時代)の小札(こざね)(よろいの部品)など9点、福井県の一乗谷朝倉氏遺跡(戦国時代)の銭貨(硬貨)15点、青森県の丹後平(たんごたい)古墳群(飛鳥~平安時代)の鉄鏃(てつぞく)(やじり)など43点の計68点。切り取りによる分析などについて所有者から承諾を得ていたものも多いが、切り取りの有無や状態を確認するという。

 県教委は重要文化財を優先して調べる方針。今月下旬からX線撮影による調査を始める。【小鍜冶孝志、藤井朋子】

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