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「東京五輪、必ず出たい」 日本国籍持つインドネシア代表 サーフィンWG11日初戦

東京五輪出場を目指すインドネシア代表のリオ・ワイダ=宮崎市の木崎浜海岸で、2019年9月8日午後2時21分、村上正撮影

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 来夏の東京五輪の追加競技となったサーフィン。これが五輪を知るきっかけとなったというサーファーがいる。宮崎市で開催されているワールドゲームズ(WG)に、インドネシア男子代表として出場するリオ・ワイダ(19)だ。インドネシアと日本の両国籍を持ち、「大好きな日本での五輪に必ず出たい」と思いを寄せる。

 インドネシア人の父と、日本人の母の間に埼玉県で生まれた。5歳の時、サーフポイントが点在するインドネシアのバリ島に家族で移住。初めはボディーボードが趣味の両親と一緒にビーチを訪れていたが、打ち寄せる波が「怖かった」。

 それでも島の多くの人たちがサーフィンに親しむ様子を見ているうちに自然と足は海に向かい、波に乗る楽しさに触れた。サーフィンを通じて多くの友人もでき、今では「波に乗っていない人生は考えられない」と言う。

 9歳のとき地元の大会でデビュー。サーフィン漬けの日々を送り、めきめきと実力を付けた。16歳でプロとなった2016年、サーフィンが東京五輪の追加競技となることが発表された。

 サーファーにとっての朗報にも、ワイダはピンとこなかった。「五輪って何だろう」。動画投稿サイト「ユーチューブ」で検索すると、「水の怪物」と称された競泳男子のマイケル・フェルプス(米国)が多くの歓声を受けながら泳ぐ姿を目にした。「こんなにも多くの人から歓声を受ける大会なんだ」と心が躍った。

 今季、地元のバリ島で開催された5月のプロ最高峰・チャンピオンシップツアー(CT)第3戦に招待選手として出場し、格上相手にも勝利し、ラウンド32まで進んで自信を深めた。今大会はアジア勢最上位に入ると、条件付きで五輪出場権を獲得できる。「自分を信じて一つ一つ勝っていきたい」とワイダ。11日の1回戦31組で初戦を迎える。【村上正】

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