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鶴竜、巨漢を鮮やか肩透かし 63キロ差、苦にせず熟練の技

鶴竜(右)が肩透かしで逸ノ城を降し4連勝=東京・両国国技館で2019年9月11日、藤井太郎撮影

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大相撲秋場所4日目(11日、東京・両国国技館)

 鶴竜が巨漢をうまくさばいた。関取最重量224キロの逸ノ城を土俵に転がして4連勝。取組後の支度部屋では、「動きの中で体が反応して良かった」と涼しい顔だ。

 立ち合いで低く当たって出足を止めると右四つに。相手が強引に出てくると、下がりながら右からすくって肩透かしを決めた。体が落ちた時に「右肩が外れたみたい」と言う逸ノ城は、病院に直行。それほど鮮やかな技だった。

 7場所ぶり6回目の優勝を遂げた名古屋場所後の8月10日に34歳の誕生日を迎えた。「20代は体力勝負だが、30代になるといろんなもの、技術が身についてくる」と語る横綱。逸ノ城とは63キロの体重差があり、「どっしり構えられると重い」。そこで先に動き、熟練の技を披露した。

 前に出て勝ち切った白星はまだない。この日の勝負を土俵下で見つめた藤島審判長(元大関・武双山)は「前に出る決まり手がほしい」と話す。

 だが、白鵬が早々に休場し、出場している2大関は角番の今場所。「まずは1勝、そして勝ち越し、10勝」と、目の前の一番に集中する鶴竜が、緩みそうな秋の土俵を締めている。【飯山太郎】

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