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「負けない男」ニール タカ封じ10勝目 ピンチで狙い通り併殺に

ソフトバンク戦に先発した西武・ニール=メットライフドーム

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○西武4-1ソフトバンク●(11日・メットライフ)

三回裏西武2死満塁、森が右翼線に先制の3点二塁打を放つ。投手・高橋礼、捕手・甲斐=メットライフドーム

 「負けない男」の本領発揮だ。西武はニールが7回1失点で自身9連勝となる10勝目。球団の外国人投手としては2002年の張誌家以来の2桁勝利を挙げ、チームを130試合目にして今季初の首位に導いた。

     持ち味は打者の芯を外す動く球。この日も存分に生かし、ゴロアウトを重ねた。走者を許しても慌てない。「ゴロピッチャーとして打たせたいところにゴロを打たせる自信がある」。六回1死一、二塁では柳田を、七回無死一塁ではグラシアルをそれぞれ狙い通り併殺に打ち取り、雄たけびを上げた。

     米国ではメジャーとマイナーを行ったり来たりだったが、今季から西武に加入し大きく化けた。4月下旬に2軍に落ちたが、そこで腐らなかった。小野投手コーチは「自分からコミュニケーションを取って、日本の文化に順応しようという姿勢があった。日本に骨をうずめようという覚悟を感じる」と話す。

     右腕の“救世主”ばりの活躍がなければ、西武のここまでの快進撃はなかった。12日に勝つか引き分けで初めてマジックが点灯する。辻監督は試合後、勝利の喜びもそこそこに「あしただよね」と気合を入れ直した。逆襲の獅子が一気に駆け上がる。【生野貴紀】

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