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9.11から18年、苦しみ今も 消防士や警察官、粉じんで健康被害 がん1万人

 約3000人が犠牲になった2001年の米同時多発テロから11日で18年を迎えた。ニューヨークの世界貿易センタービルの崩壊現場で活動した消防士らは、今も粉じんなどによる健康被害を訴えている。時間が過ぎてから発症する人は多く、「9・11」による苦しみは続く。

 健康被害者を支援する「世界貿易センター・ヘルスプログラム」などによると、救出活動や復旧活動に関わった消防士や警察官らは約7万6000人が登録。約4万人が健康被害を訴え、このうち約1万人はがんの診断を受けている。支援のため11年から基金が始まったが、来年末に解散が予定されていたため請求が倍増。一時は約73億ドルの資金が底を突きかけ、支給額が7割減となる可能性が明らかになった。

 「彼らは勇敢に謙虚に自分たちの仕事をした。あれから18年。(議員は)自分たちの仕事をしろ」。被害者を支援する人気コメディアンのジョン・スチュワートさんは6月、米下院の公聴会で議会の対応の遅れを批判した。涙をこらえながら訴える映像はメディアで繰り返し流れ、反響が拡大。議会を動かし90年までの基金の延長と財源確保が決まった。

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