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経済観測

営業秘密 線引きに悩む米=パロアルトインサイトCEO・石角友愛

 グーグルで自動運転技術を開発していたエンジニアのレバンドウスキー氏が突然退職し、オットーという自動運転スタートアップを設立したのは2016年。同氏はその際、グーグルから基板回路図やLidarと呼ばれる光センサー技術に関する1万件以上のファイルをダウンロードして持ち出したとされる。

 オットーはその数カ月後にウーバーに6億8000万ドル(約730億円)で買収された。グーグル傘下のウェイモはレバンドウスキー氏とウーバーに対し訴訟を起こし、ウーバーは2億4500万ドルを和解金として支払い、同氏が持っていた情報は使わないことを約束した。同氏はウーバーから解雇された。

 そのレバンドウスキー氏は、連邦検察官によって営業秘密の窃盗と窃盗未遂33件の罪で起訴された。同氏は無罪を主張。裁判は9月24日に始まるが、シリコンバレーのIT企業が注目する裁判になりそうだ。連邦捜査局(FBI)は今回の件に関して、米国経済や世界の消費者へ深い影響を与える違法行為で一切容認しないと述べ、検察側は「窃盗はイノベーションではない」と断言した。

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