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追跡

停電3日目、いらだつ千葉 断水に酷暑「限界」

千葉県茂原市の真名実恵園では、照明のつかない薄暗い中、風通しの良い廊下で入所者らが涼んだ=2019年9月11日午前9時50分、金沢衛撮影

 台風15号の通過後も真夏日の中で停電や断水が続く千葉県では、福祉、医療施設を中心に影響が深刻さを増している。強風による送電設備の損傷は大きく、東京電力は11日、同県で38万6800戸が停電のままで、全面復旧はずれ込んで13日以降になると発表。住民は「早く元の生活に戻りたい」と、不安といらだちを募らせた。

 停電が3日間続く千葉県茂原市の特別養護老人ホーム「真名実恵園(まんなじっけいえん)」。「入所者も職員も体力の限界だ」。伊藤利彦副施設長(52)はため息をついた。

 熱帯夜が続く中、窓を全開にして自家発電装置で扇風機を動かし、籠もる熱を逃がす。扇風機は6台しかなく50人の入所者の大半を居室からホールに移した。だるさを訴えたり熱が出たりする入所者もいる。鮮魚店から板氷を調達して砕き、ビニール袋に入れ入所者の体に当てて冷やす。

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