食品廃棄物減らせば飢餓解消 食糧需要も抑制 立命館大チーム
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先進国で食品廃棄物や食べ過ぎを減らすなど多面的な対策を取れば、世界全体の飢餓を解消しつつ、食料需要を2030年時点で予測値より9%程度減らせる――。立命館大などの研究チームが10日、こうした分析結果を英科学誌ネイチャー・サステナビリティーに発表した。農業などに由来する温室効果ガス排出量も21%程度削減できるという。
世界で現在、8億2000万人以上が飢餓状態にあるとされ、国連の持続可能な開発目標(SDGs)は30年までに飢餓を撲滅するとしている。一方で食料増産は、農地拡大のための森林破壊、農業や畜産による温室効果ガス排出量の増加といった環境への悪影響を招くと懸念される。
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