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水、スマホ電源、体調管理…「万一の長期停電の備え、どうしたらいい」 専門家に聞く

台風15号の影響による停電が続く住宅街(手前)。中央上はJR君津駅=千葉県君津市で2019年9月11日午後6時18分、本社ヘリから小川昌宏撮影

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 台風15号の影響で千葉県を中心に広範囲で停電が続いている。大規模な長期停電は昨年9月、関西での台風被害や北海道地震の際にも起きた。長期間の停電が身近で起きた場合に備え、家庭でどんな準備ができるのだろうか。

 防災アドバイザーの高荷(たかに)智也さんは「どの生活用品が使えなくなるかを想定し、『日常備蓄』を心掛けてほしい」と呼び掛ける。まず、情報収集手段としても欠かせない存在になっているスマートフォン。電池切れにならないように、乾電池タイプの充電器と予備の電池を多めに購入すべきだとしている。

 停電すると断水するケースもあり、飲料水の準備だけでなくトイレの対策も必要だ。非常用トイレを1週間分用意すれば、停電だけでなく地震の時にも使える。明かりの確保としては、火事のリスクがあるろうそくは避け、LEDライトが便利だという。

 エアコンが動かないと体調管理にも影響する。夏場は熱中症対策として、水を入れたペットボトル複数本を冷蔵庫の冷凍室で凍らせておくことも有効だ。高荷さんは「冷凍した水は暑さ対策や飲料水に使えるし、冷蔵庫を維持する保冷剤にもなる」と勧める。

 医療機器を使っている高齢者らと暮らしている場合には、停電が命の危機に直結する。車で家電製品が使えるようにする車載インバーターや小型発電機の購入のほか、緊急時の充電スポットの把握をしておきたい。

 食料の備蓄も欠かせない。流通経路が断たれたり、停電でコンビニエンスストアなどが営業できなくなったりする可能性がある。「わざわざ非常食を用意しなくても、普段使う食材を多めに買うだけでもいい。すべての家庭で数日から1週間分の食料を用意してほしい」と強調した。【蒔田備憲】

長期間の停電に備えた「日常備蓄」

◆水

・1人当たり3リットルの水を少なくとも3日分

・非常用トイレ1週間分

◆ガス

・カセットコンロなど

◆明かり

・複数のLEDライトや乾電池(できれば数十本)

◆熱中症対策などの体調管理

・夏は冷凍したペットボトルの水などを余分に

・冬はカセットガスストーブや石油ストーブなど電気を使わない暖房器具

・医療機器を使っている場合は非常用発電機

◆食料

・普段使う食材を1週間分ほど多めに購入

※防災アドバイザーの高荷さんへの取材などによる

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