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「クレイジージャーニー」番組終了が濃厚 関係者「打ち切り避けられぬ」(スポニチ)

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 TBSは11日、人気バラエティー「クレイジージャーニー」(水曜後11・56)にやらせの演出があったと公表して謝罪した。希少生物の発見に挑戦する企画で、事前に用意した生物を撮影したという。過去にも同様の演出があり、11日放送回から当面休止とした。関係者は「打ち切りは避けられない」とし、番組終了が濃厚となった。

 同局によると、やらせ演出があったのは8月14日放送の2時間特番と同日深夜のレギュラー枠。いずれも、は虫類ハンター・加藤英明氏がメキシコで棲息する珍しい生物を探し捕獲する旅を放送した。その中で6種類の生物を紹介したが、アリゲータートカゲなど4種類は番組スタッフが現地の取材協力者に依頼し事前に準備。現場でその生物を放ち、あたかも偶然発見したように撮影した。ロケは7月2〜5日の4日間行われ、スタッフが狙った生物を発見できない場合を想定して準備したという。

 関係者によると、今月に入って視聴者から「おかしいのでは」と指摘があり、スタッフの聞き取り調査などを行った結果、やらせが発覚。スタッフ1人が独断で行ったとした。

 調査では、この手法が常習的に行われていたことも判明。17年2月〜今年2月に10回放送された加藤氏の企画で同様の“やらせ”が6回行われた。過去10回はメキシコのスタッフとは別のスタッフが全て担当していた。加藤氏には事前に準備していることを伝えていなかったという。

 同局は「事実に依拠した番組で事実をゆがめたことになり、あってはならないものと考えています」として視聴者や加藤氏に謝罪。今月18日に予定していた番組DVDの発売も延期となった。

(重圧で離職者相次ぐ/) 番組を巡っては、立ち上げに関わった演出担当者が7月に別の部署に異動。パワハラが原因と一部で報じられた。同局関係者は「上からの重圧に耐えられず現場スタッフが次々と辞めている。人員が少なくロケ期間も短い。その中で確実に“撮れ高”を残さなければならない。期待に応えるためにやらせを行った可能性がある」と説明した。

 同局では今月5日にもバラエティー「消えた天才」で、幹部からの指示で映像の早回し加工があったとして謝罪。放送が休止となったばかりだった。同局広報部は「今回のやらせでは上からの指示があったとは確認できていない」と話しており、今後も調査を継続する。

 ▼「クレイジージャーニー」 2015年の正月特番として放送され、同年4月からレギュラー化。冒険家、写真家、ジャーナリストらが世界を巡る紀行バラエティー番組。人が行かないようなマニアックな旅や過酷なロケが見どころ。16年5月「ギャラクシー賞月間賞」、18年6月「放送文化基金賞番組部門・テレビエンターテインメント番組」最優秀賞受賞。(スポニチ)

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