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世界的に希少な鳥で環境省が絶滅危惧Ⅱ類に指定しているサギ科の渡り鳥「ミゾゴイ」の幼鳥が8月22、23の両日、都心からわずか30キロしか離れていない丘陵地で撮影された。撮影したのは元本紙記者で、埼玉県所沢市でボランティアの自然保護活動を行っている海老名富夫さん(67)。同市と東村山市の都県境にまたがる狭山丘陵でエサ探し中の幼鳥と遭遇し、写真と動画を撮影した。
ミゾゴイの主な繁殖地は日本だが、正確な世界生息数は分かっていない。日本や越冬先のフィリピンなどでの生息環境の悪化から生息数が減少しているとみられ、1000羽以下との説もあり絶滅が心配されている。日本には春先に繁殖のために飛来し、秋口には越冬地に向け旅立つ。
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