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ベネチア映画祭便り

「ある船頭の話」主演の柄本明さんインタビュー 「何かになりたいって青春の誤解」

インタビューに答える俳優の柄本明さん=イタリア北部ベネチア・リド島で2019年9月4日、井上知大撮影

 9月13日公開の映画「ある船頭の話」は、俳優のオダギリジョーさん初の長編監督作。8月28日~9月7日に開催された第76回ベネチア国際映画祭の「ベニス・デイズ」(映像作家週間)部門に出品された。主演した俳優の柄本明さんに作品のことなどを聞いた。【ベネチア井上知大】

 「ベニス・デイズ」は、映画祭本部とは独立し、イタリア監督協会の主催で革新性や探求心などに優れた作品を十数本集め、上映する部門。カンヌ国際映画祭での「監督週間」に当たる。物語は、川辺の小屋で暮らす船頭のトイチ(柄本さん)が主人公。村人のために渡し舟をこいで生計を立てていたトイチは、近くに建設されるレンガ造りの大きな橋を複雑な心境で見ている。そんなとき、1人の少女(川島鈴遥さん)との出会いをきっかけに人生を狂わせていく。ロケ地は、新潟県東部の阿賀野川。大半のシーンが舟と小屋で構成されるが、要所で挟まれる実景が観客の心をつかむ。撮影はオーストラリア人カメラマンのクリストファー・ドイルさんが担当した。

 ――「ある船頭の話」は、監督であるオダギリジョーさんのオリジナルの脚本です。読んだ時の印象はいかがでしたか。明治期を想像させる時代の日本の山村が舞台です。

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井上知大

2013年入社。静岡支局を経て18年から学芸部。テレビ、ラジオなど放送分野に続き、19年からは映画を担当している。

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