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マンモス団地・高島平/5 「買い物難民」深刻に /東京

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板橋区西台のアパートの玄関口に停車したとくし丸で買い物をする住民たち
板橋区西台のアパートの玄関口に停車したとくし丸で買い物をする住民たち

 「買い物難民」という言葉がある。商店の廃業に伴うものや、加齢や病気で行動範囲が限られ、食料品や生活用品の入手に窮する人々をいう。

 厳しい残暑が続いた9月6日のお昼前。高島平団地に接する東京都板橋区の都営アパートの入り口で、高齢者8人が移動スーパー「とくし丸」の軽トラを囲んでいた。

 クーラー付きの荷台の棚には、魚と肉と野菜の「生鮮3品」から香典袋に至る雑貨が、所狭しと並んでいる。売値は全品、定価の10円増しだ。

 運行するのは、徳島県の「とくし丸」本社と契約した区内のスーパー「よしや」。板橋区長から「高島平団地周辺で買い物に困っている人がいる」と依頼され、2014年から、週に2回、社員の田中広明さん(58)が巡回販売している。

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