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◆新作漫画を構想 江口寿史さん
人気重圧、連載に穴
東京・吉祥寺駅から北に延びるサンロード商店街には6月になると、通路の両脇に女性のイラストを転写したフラッグが飾られる。作者の江口寿史(ひさし)さん(63)はこの夏、「吉祥寺を歩いていそうな女の子」10人を新たに描き下ろした。
2年前、地元の縁で、商店街役員から直接頼まれ始まった。予算は限られているが、二つ返事で引き受けた。フラッグに反応したのは、江口さんの漫画家時代を知らない若者たちだった。
江口さんは「この前、散歩していたら、中学生の女子が『かわいい』と言って一緒にスマートフォンで写真を撮っていた。僕の名前も知らない世代が喜んでくれるのがうれしい」と話す。
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